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研究室・教職員の紹介

ナノ構造材料化学研究室

【ナノ構造材料化学研究室】 金 仁華教授
研究のキーワード: 高分子合成   自己組織化と超分子   ハイブリットナノ構造体 

分子構造の「形」とナノ構造「貌」の設計から「形+貌」由来の機能材料の創出

教員からのメッセージ

生物は、我々が想像つかないほど、複雑なナノ構造を設計し、それによる様々な機能を発現しています。「生物に学ぶナノづくり」、これは我々が目指す方向です。そのために、特殊な化学構造(形)を有する分子設計、その分子「情報」を巧みに利用したナノ次元(貌)の部品設計、「形」と「貌」の複合化による機能発現について研究します。研究室の主役は学生諸君で、教員は諸君の夢の実現を手伝います。一緒に「ナノ」を楽しみましょう。

学生からのメッセージ

ハスの葉、ヤモリの足、バラの花弁、珪藻類の細胞膜、昆虫の羽・・・至るところにナノ構造が潜んでいるって!それらを模倣できるのかが僕らの研究さ。当然、僕らにはテーマが任され、それの遂行にあたっては、先生とよくディスカッションします。研究では、化学的理解を深め、また自分をアピールする表現力も養えます。間違いは必ず正すという厳しい先生、でも垣根のない家族の様な関係で和気藹々、楽しく研究ができる風通しの良い研究室です。

研究例

分子構造の「形」とナノ構造の「貌」を化学する ~複雑形状のナノ構造体~
特殊構造高分子


分子レベルでの特殊構造由来の「形」から自己組織化に伴う超分子または分子会合体、それに誘導される金属酸化物の「貌」まで、形状の次 元を分子から材料への高次構造に展開することにより、その「形+貌」を反映した特異的機能を発現させることは、階層的なナノ構造材料設 計においては極めて重要な研究課題です。我々は、「形」と「貌」の制御に有機と無機の概念をとことん取り入れ、ナノ材料化学の新しい方 法論を構築します。
 

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