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物質生命化学科について

 学科の特徴と指針

学科の特徴と目標

“モノづくり”の化学を学び化学の力で未来をつくり出す、そんな人材を育成します。

化学は、物質の構造や性質を原子や分子のレベルで解き明かし、その成果に基づいて、人間の生活に役立つ天然にはない物質までをつくり出すことのできる学問です。ですから、化学は“モノづくり”の基礎と言えます。物質生命化学科では、化学分野の知識の獲得とともに実験を通じて“モノづくり”の技術とチャレンジ精神を身につけることができます。卒業生は、“生活”や“生命”にかかわる幅広い分野で、例えば、医薬品、化粧品、食品、衣服、スマートフォンやフラットTVなどの電子機器、燃料電池、太陽電池、自動車、ロケットなどの様々なモノづくりに貢献をしています。環境問題やエネルギー問題、医療や健康の問題を解決していくにも“化学の力”が必要です。私たちと一緒に、化学を学び、化学の力で未来をつくり出す研究をしてみませんか?
 
教科書から抜け出して“モノづくり”の化学へ私達と一緒に踏み出しましょう。

物質生命化学科主任
引地 史郎 教授
 
 

学修の指針

次の6項目に示す学修目標を掲げ、物質から生命まで人々の生活に深くかかわる分野を基礎から幅広く学修し、さらに卒業研究において専門性を掘り下げて学び、研究します。

  • (A)人類の幸福に資する新しい物質・材料の創製と環境・エネルギー革新へ貢献するデザイン能力の修得をめざします。
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  • (B)化学物質や科学技術が人間社会および自然環境に及ぼす影響を理解し、技術者として社会に対する責任を自覚する能力の修得をめざします。
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  • (C)グローバルな視点に立って幅広い調和のとれた知識を修得し、与えられた条件下で計画的に仕事を進めるとともに、自分の頭で考え、現実に対処する能力の修得をめざします。
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  • (D)数学、物理学、計算機利用技術に関する基礎知識、および化学に関する専門的基礎知識を修得し、それらを応用できる能力の修得をめざします。
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  • (E)物質創製および生命化学に必要な専門知識を修得し、それらを問題解決に応用できる能力の修得をめざします。
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  • (F)国際化やITの進展による社会の変化に柔軟に対応でき、しかも国内外で通用する記述力、口頭発表力、討議などのコミュニケーション能力と自主的、継続的に学修できる能力の修得をめざします。