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卒業生の進路

卒業生からのメッセージ

2010年度 卒業
日本メジフィジックス株式会社
萱野 あず紗

私は社会人として歩み始めたばかりですが、大学生活があってこそ今があると改めて感じています。それは、大学や研究室での生活の中で学んだ知識や技術が仕事に役立っているからというだけではありません。
私は研究室での生活において日々の積み重ねの大切さを学びました。また、1年間卒業研究をやり遂げたとき、それまでに感じたことのない達成感がありました。達成感は自信へと繋がり、社会に出てからも日々精進することができています。また、本学科は実験設備や機器が充実しています。そして何より理解ある先生方が揃っています。大学4年間をどの様に過ごすかでその先の未来が変わってきます。挑戦する心を忘れず、有意義な時間を過ごしてください。充実した大学生活になることを心より祈っています。

2005年
大学院工学研究科博士後期課程修了
博士(工学)
磐城製薬株式会社
前川 圭

物質生命化学科がどんなところかを一言で言うと「やる気のある学生には居心地が良く、やる気のない学生にはやる気が出るように啓蒙させられるところ」です。
学科の授業では難しい内容も多くあり大変ですが、先生達は学生が理解できる講義をするように工夫を凝らしています。また、各研究室がある23 号館には最先端の機器が揃っており、研究環境は充実しています。卒業研究では自分でこれらの機器を使うことにより、測定結果を解析するのに必要な知識と考える力を身につけることができます。

2004年
大学院工学研究科博士前期課程修了
修士(工学)
(株)三宝化学研究所
中澤 正徳

物質生命化学科では化学の基礎をしっかり学んで欲しいと思います。そのための環境が神奈川大学には充分あると思います。特に23 号館の工学棟はすごいと思います。物質生命化学科は最上階である8 階と7 階にあるので、景色はすばらしいです。また地下にもさまざまな測定装置があります。これらの最新の設備を存分に使えるのは卒業研究を行う4 年生からになりますが、そのために3 年間、基礎を勉強して耐える価値はあります。
会社では扱う分野が広いので基礎が非常に重要であることを痛感させられます。その基礎を学び、最新の設備のもとで卒業研究に携われることは良い経験ですし、本当にすばらしいですよ。

神奈川大学工学部応用化学科
(物質生命化学科)同窓会会長
応用化学科卒第 9期生
市原 泰夫

今日大学が置かれている状況は、大変厳しい状況を呈しております。少子高齢化、大学全入時代、理数科離れ等々特に工学系は志願者の減少に歯止めがかかりません。しかしながら、この日本は、昔も今もこれからも技術立国で世界の中で生きるしか道がないように思われます。
今まで後進国と言われていた国も日本に追いつくのは時間の問題です。学生諸君は、このことを肝に銘じ、研究の継続、知的財産の蓄積、ユニークな分野での活路を見出し自分のモチベーションを高め活躍されますことを心より願っております。同窓会としても側面から出来る限りの応援をさせていただきたいと考えております。
“夢(志)をあきらめるな”、継続はどんな時でも最大の“力”です。これからも自分を信じて歩まれることを期待いたします。